猫がじーっと見つめてくるときの、わが家のリアルな舞台裏
ふと視線を感じて振り向くと、少し離れた場所から、まばたきもせずにこちらをじーっと見つめている愛猫。
よくネットの記事や本なんかでは、「大好きな飼い主の動きを観察して安心している」とか、「目が合ったらゆっくりまばたきを返して親愛の挨拶をしましょう」なんて、いかにもロマンチックに書かれていますよね。
……が、現実はもっとずっとシンプルで切実だったりします(笑)。
わが家での経験上、あの熱い視線の理由は、綺麗ごとなしのリアルな要求がほとんど。
- 「そろそろ、ご飯の時間じゃない?」
- 「ちょっと小腹が空いたから、おやつを……」
- 「なんか部屋が暑い(寒い)んだけど、エアコンつけて?」
といった、快適な暮らしのための具体的なおねだりが大半です。ロマンチックな親愛の情というよりは、完全に「有能な家政婦」を見るような目つきかもしれません。
ちなみに、よくある「ドアを開けて」という定番の要求ですが、わが家のベンちゃんにはそれがありません。
ベンちゃんは背が高いので、行きたい部屋の扉は自分でレバーを引いて勝手に開けて行ってしまうんです。賢くて大助かりですが、見つめられているときはそれ以外の「ご飯・おやつ・室温」のどれかということになります。
言葉は話せなくても、あの強い眼力だけでこちらの行動をコントロールしてくる猫たち。
今日もその視線に降参して、ついついおやつに手が伸びてしまう飼い主なのでした。

